∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

窓の外がうるさい

【ウッ、もうこんな時間】

 午後いっぱいずっとキーボードと向かい合って過ごせたので、仕事は予想以上に進んだのですが……。
 ふと気がつくと窓の外がやけにうるさかったんです。ニャーニャーなく声、窓ガラスを叩く音。いったいどうしたんだと思って見てみると、ガラス越しに子猫集団がうごめいているのが映っていました。

 アレッ、どうしたの。とりあえず窓を開け、彼らを家の中に入れてやったのですが、いつものようにベッドの上でじゃれ合わずに、4匹揃って台所に直行してしまいました。そして、いつもはエサの準備をしている僕をチラチラと見ているだけなのに、今日は僕とキッチンを交互に見上げていたんです。

 そこでやっと気が付きました。晩ごはんの時間だったんです。時計を見ると、いつもエサを上げている時間から1時間ほど過ぎていたので、心配になったんでしょう。

 大急ぎで準備をして、いつもの場所に置いてやると、ダッシュで部屋から出ていきました。ちなみに、かあちゃんはさすが大人。じっとこちらを見つめているだけでした。

 そして僕は。残っていた仕事を片付けてから『餃子の王将』へ直行。なんだか夕食は猫のためにあるような気もしましたが、まあ、いいでしょう。こんな日だってありますよね。

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