【もっと認知を】
小一時間で済むだろうと思っていた打ち合わせが3時間に伸び、雨の中を大急ぎで帰宅。案の定「ゴハンはまだか」と窓は叩くわ、大声で鳴くわで猫の一家は大騒ぎでした。
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それはともかく。
帰りの電車の中でインターネットを見ていたところ、「東京都が推進していたヘルプマークがJIS規格になった」という記事を見つけました。
ヘルプマークとは、難病や内部障害、義足や人工関節、視覚障害や聴覚障害、妊娠初期など外見では判りにくい障害を持った人たち用に制度化されていた「赤字に白の+とハートマーク」のタグのこと。東京都が独自に配布しはじめたあと、地方自治体ごとに違ったデザインが発表されていました。
そのマークがJIS規格になったということは全国規模で利用促進ができるようになったということです。数年前から気になっていた僕にとっては「よかった」としか言いようがありません。
ケアが必要だと言いたくても言えない「遠慮のかたまり」の日本人にとって、このサインタグのメッセージ性は貴重なものだと思っています。
街中や電車の中でバッグに付けられたこのタグを見つけたら、それなりの気配りを。たったこれだけのことなのに、意味を知らないから無視していたという人が多かったこれまでと違い、JIS規格になって、少しはケアに対する姿勢が変わってくれればいいのですが。
全盲以外は白杖を持っているはずはないという間違った知識が蔓延している日本で、ヘルプマークが浸透してくれるように願っています。
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