∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

午前5時58分ミサイル発射

【Jアラートの疑問】

 今朝の6時過ぎ、夏目三久さんが夏休みを取っているあさチャンを見ていたら、突然「5時58分頃、北朝鮮がミサイルを発射し、北海道、青森、秋田……方面を目指しています。該当する地域の方は……」というアラートが流れ始め、それ以降、日本の上空を通過したというアラートが出るまで10分以上はその画面とメッセージだけが続きました。
 近いうちに日本超えのミサイル実験が行われるんだろうなと思っていた僕にとっては「とうとう来たか」の出来事でした。

 それはそれとして。

 あのJアラートというのは一体何なんでしょう。警報でもなく情報でもなく「だから、どうすればいいのよ」と言いたくなるものでした。どちらかというと「ホー、これがJアラートか」と初物を珍しげに見る程度のものだったと思いませんでしたか。
 僕には、数十年前の台風情報よりも内容が判りにくいシロモノで、情報発信者の危機感がまったく伝わってこないものとしか感じられませんでした。

 まずなにより、僕も含めた日本に住む人間が、武力攻撃などの危機対応に慣れていないという大問題を解決させないと、危機感を持って注目されないだろうという基本的な問題に対処する必要があると思いますが、知らないなら知らないで「冷静だけど緊迫感のあるコメント」を発信して注目度を一気にあげてやらないと「だから、どうするの」にしか捉えられないのではないでしょうか。
 あれでは政府の活動を知らしめているだけ。単なる広報活動としか思えません。

 この際だから、全国規模でJアラートの訓練を行うとか、お役所仕事を離れた緊迫感のあるメッセージに練り直すとか、とにかく何度かシミュレーションを繰り返さないことには、オオカミ少年にもなれません。
 ここ20数年で体験した大地震の経験から「警報はオオカミ少年になっても構わない」ということを学習してきたじゃないですか。ドカンと来る前に練り直しがどうしても必要だと思うのですが、いかがでしょう。

[2495]