∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

八幡様宮司殺人事件

【なんてことを】

 朝から「深川の富岡八幡宮宮司が実の弟に刺殺された」というニュースが飛び込んできました。正直なところ、最初は何かを聞き間違えているとしか思えなかったニュースです。なにしろ、はじめてニュースに触れた時は「八幡様の境内で殺人事件があった」と聞き間違えたくらいですから。誰が元宮司が現宮司を刺殺したなんて考えられますか。

 深川の八幡様と言えば時代小説の舞台として定番の場所。しかも奉納相撲や水掛け祭など江戸時代から続く古刹です。今も昔も町民市民の「心の拠り所」として欠かせない所でもあります。
 そんな古刹の宮司での事件です。
 宮司を退任させられた弟が新たに職についた姉の現宮司を日本刀で刺し殺したあと自刃するなんて、ちょっとやそっとのことで信じられることではありません。

 少しずつ増えていく情報をつなぎ合わせると、どうも信じたくないような複雑な事情が隠されているようです。それもお宮を司る人間とは思えない積年の事情のようです。
 驚くというよりも困惑すると言ったほうがいいような事件。事件そのものもそうですが、自分自身がどうやって心の整理をつけるのかが問題になりそうです。そろそろ年末のお参りに行こうかと思っていたのに、いったいどうすればいいのか、呆然としてしまいます。

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