【アッ、あった。知らなかったワ】
冬が戻ってきました。とは言っても、気温は低いけれど体感気温は真冬ほどでもない寒さ。やはり春が近づいてきているからでしょうか。文字通りの余寒です。
そんな日、ふと頭によぎったのが「余寒見舞いってあるのかな」でした。残暑見舞いはよく使うけれど余寒見舞いって使ったことないなと思い調べてみると……。
ありました。それも当たり前の言葉のようです。僕が知らなかっただけで、丁寧な方はこんな時分に余寒見舞いを季節のご挨拶として出されているとのこと。不調法で失礼しましたとしか言いようがありません。
ただ、本来は余寒も二月中に出すものだとか。三月になってから冬が戻ってきたような日はどう言えばいいのか……、また調べ物が増えてしまいました。
ちなみに、その文例を見ると「向春の折」とか「春の陽気が待ち遠しい」といった春を「予感」させる言葉が多いようです。
残暑見舞いには夏が終わってホッとした気分の文例が多いのに比べて、余寒見舞いのほうは春への期待がどの文例にも漂っています。
同感です。やはり春には「期待や希望」という言葉が似合います。人間、慣れ親しんだ心地よさへの期待度は強いですからね。
さあ、明日も寒いとのこと。この冬最後になるかもしれない寒さに負けないように気をつけます。
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