∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

電車は止まってから席を立つもの?

【ラッシュを過ぎると】

 午後遅く、帰宅しようと山手線に。始発や終電を除けば、この線が一番空いている時間帯のため、立っている人もまばらでした。

 秋葉原駅でひとりの若者が降り遅れ、ドアを叩いて開けようとするという出来事が起こりました。何が原因かよく判りませんが、ドアが閉まる寸前に立ち上がり走って降りようとしていたのです。
 周囲からの視線を感じたのか、ドアを叩くを止めた次の瞬間、うつむいてスマホを見はじめ「我関せず」を決め込みましたが、空いている車内のこと「知らんぷり」とはいかなかったようです。

……………

 さすがに降り遅れるというのははじめてですが、ギリギリで走って降りる若者をよく見かけるようになりました。バスと違い、電車は次に乗ってくる人たちのことを考えて、駅に到着する前に降りる準備をしておくこともマナーのひとつだと教わった世代としては理解出来ないやり方です。
 ドアが開いてからのんびりと降りる準備をし、乗ってくる人たちをかき分けたり、押しのけたりしながら降りる。こんな若者を見ていると、時代は変わったと痛感してしまいます。

 昔のように、あるいはラッシュ時のように、我先に降りるのがいいとは言えませんが、乗ってくる人たちをかき分けたり、押しのけたりしながら降りるのもいかがなものか、どうしても賛同できません。ドアが閉まってしまったので叩いて開けようとするなんて論外です。まあ、周囲に冷めた笑いを提供してくれたところは認めますが。

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