∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 警戒すべきは“ワクチン警察” ≡≡

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歪んだ正義感や狭量な思考

 今日の夕方、厚生労働省ファイザー製のワクチンを正式に承認した。これで月曜日以降にはワクチン接種が始まるのがほぼ確実な状況になってきたわけだ。
 国は、まず国立病院などで働く医療従事者、次に一般的な医療従事者、そして前期高齢者の順で接種を進めると発表している。

 コロナ禍のゲームチェンジャーになると言われ続けてきたワクチン接種だが、接種に積極的な人ばかりではない。治験データが少ないとか、副反応が恐ろしいという理由で敬遠したり、様子見をしようと決めている人も少なくない。

 少なくとも、私のように「ワクチン接種には副反応は付き物。ワクチンの有効性と危険性を天秤に掛ければやるに越したことはない」と考える人ばかりではないことは確かなようだ。


 ワクチン接種にまつわる事象で悪い予感がひとつある。自粛警察のワクチン版である。
 マスク警察や自粛警察が横行しているように、今度はワクチン警察が出てきて、打っていない人に対しての誹謗中傷や攻撃が起こるのではないだろうか。

 打つ、打たないの選択は個々人の自由意志という大原則を無視して「オマエはなぜ打たない」とばかりに歪んだ正義感や「ワクチンは絶対」と思い込んだ狭量な考えだけで人を攻撃する姿勢は、たとえどんな理由があっても許されるものではない。

 コロナ禍が始まって1年。改めて「警察気取りの罪深さ」に警鐘を鳴らしたい。

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