∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ ステイホームど真ん中 ≡≡

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▲『穀雨』‥光り輝き、雨が芽吹きのきっかけに

1年前に感じていた恐怖心はどこへ行った

 ゴールデンウィーク真っ只中の5月2日。ひっそりと過ごしてコロナ禍に巻き込まれまいとする人と、きちんと対策をしているからこれくらい大丈夫という人と、行動制限はもう聞き飽きたという人と。これほど人の行動に違いが出たことはなかった。
 これくらいは大丈夫と自己判断を下す人が増加して、昨年同時期のようにコロナと言えども、政府や自治体の指示を鵜呑みにすることなく自己判断で大丈夫という風潮が広がっているからだろう、観光地に脱出する人が増えるのは当然といえば当然だろう。
 しかし、そんな風潮が独り歩きしている中で満足な治療を受けることが出来ずに苦しみに耐え続けている人や亡くなってしまう人も増えている。

 せっかくのゴールデンウィークが台無しだと決めつけるのも理解できる。
 施策の不備に振り回されるのは御免こうむるという姿勢も理解できる。
 政府と自治体と研究機関と医師会と主張激しいコメンテーターの立ち位置がバラバラなので自分で判断するというのも理解できる。
 感染者が増え続けていると言っても不用心な一部の人だけじゃないか、自分には関係ないと思い込む人がいるのも理解できる。

 実行力に欠ける施策、充足するまであと一歩のワクチン、事実上崩壊している医療資源。これだけでもコロナ禍が危機的な状況にあることは確実だというのに、その現実から目を背けようとする人が増えているとは。

 今こそ、慣れと自己判断を控え、1年前に感じていた恐怖心を思い出し、行動制限を実行する時ではないだろうか。

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