∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ ここはひとつ賭けてみるかな ≡≡

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ファイザー製でいくか
モデルナ製で交互接種するか

 今日、厚生労働省の専門部会は対コロナウイルスの3回目接種でモデルナ製ワクチンの使うことを承認した。

 3回目接種の計画を可能な限り前倒しするためにはファイザー製だけでは足りなくなる恐れがあるため、在庫のあるモデルナ製も使って混乱が起こらないようにしようという判断からの承認らしい。
 しかし、本当に不足分を補うための措置だろうか。もともと使うつもりで計画していたのではなかったんだろうか。どこか、決定機関の権力行使というか、打たせる側が“モッタイを付けて承認してやる”的な対応をしているように感じるのだが、考えすぎだろうか。

 それはそれとして。

 メッセンジャーRNAワクチンが2種類出揃い、ファイザー製がいいかモデルナ製がいいのかが話題になり始めている。テレビのニュースを見ているだけなので確実性はかなり低いが、これまでと同じファイザー製がいいという人が多いようだ。
 その理由としては、ファイザーに慣れているからというものから、モデルナは接種後腕が腫れるモデルナアームの心配がある。しかも後遺症で心筋炎も出やすいという意見が多いようだ。
 もちろん、経験したことのないものは用心するに限るという人だっているだろうが、そういう人は接種が進むにつれて考えが変わることも多いはず。今のところは「承っておく」程度でいいだろう。

 こんな理由のいくつかを知った瞬間、今度は打つ側の対応に疑問が出てきた。

 大規模接種や職域接種など1~2回目の接種でお世話になった人も多いはずだ。その人たち全員が副反応に悩んだんだろうか。心筋炎にしても1万人に数人というレベルだし、ほかの副反応はファイザーと同様に出ていると理解していたのだが、私の思い違いだったのだろうか。

 ちなみに、ファイザー2回+モデルナ1回の接種だと抗体価は31.7倍に、3回ともファイザーだと20倍という調査結果もあるようだ。つまり交互接種のほうがより多く抗体が増加しているわけだ。
 しかも、ファイザー製の3倍近いmRNAが含まれているモデルナ製の場合は投与量もこれまでの半量になるという。短絡的に考えると、打つ量が減るのだから、それだけ副反応も少なくなる可能性が高くなるわけだ。

 こんなことをツラツラと考えているうちに「区が調整してくれるなら、3回目はモデルナにするテもあるぞ」と思うようになった。どうせ接種するなら効果が高いほうがいいという単純な論理展開である。

 ヨシ。行政が案内してくれる接種がすべてファイザー製ならそれでいい。しかしどちらかを選べるのならモデルナ製を選ぶことにする。これが私の結論だ。
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[season12/1215/24:45]
『大雪』‥寒さが厳しくなる中、年の瀬が迫る。正月準備も始まる
photograph:nezu-jinja, nezu, tokyo
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