─寒中お見舞い申し上げます─
「寒」に耐え「春」の訪れを待つ時
今日からは二十四節気の「小寒」。これから約1カ月が一年でもっとも寒い「寒の内」である。特に小寒初日の今日は「寒の入り」とされている。
江戸時代に著された『暦便覧』には「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と記されている。
春の七草を食す七草粥のように、寒さに耐えながら春の訪れを待つ時期でもあり、寒中見舞いを出して寒さに耐える相手を気遣う時でもあり、寒中水泳のような寒さに立ち向かう行事に挑戦する時期でもある。
「寒」に耐え「春」の訪れを待つ。いわば「厳しい現実に耐えながら希望を抱く頃」と読み替えるのがこの時期に適した過ごし方と言えるかもしれない。
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[season12/0105/24:50]
『小寒』‥寒の入り。寒中見舞い。寒気に耐えながら春を待ち望む
photograph:suwa-jinja, nishi-nippori, arakawa-ku
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