『サラリーマン川柳』改め、
『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』
1月に優秀100句が発表されていた『サラ川』のベスト10が決定した。今年の第一位は『8時だよ!!~昔は集合~今閉店(山のパン屋)』だった。
年末の『今年の漢字』と同様に、いまや国民行事のひとつになった感の強いコンクールだが、今年は昨年に引き続き、コロナ禍関連のものが多かったようだ。
そんなコンクールの名称が来年から変わるという。「サラリーマン」という言葉から連想される男性中心の印象を払拭し、性別や職業の壁を越えたものにすると主催者はコメントを出している。
来年度からの新名称は『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』というものになるらしい。
もともと使われていた「サラリーマン川柳」を「みんなのサラ(リーマン)川 プロジェクト」に変更したくらいでは充分ではなかったのだろう。
ジェンダーレスやSDGsなどの時代性を取り込んだ上で変更するのには一筋縄ではいかない苦労があったはずだ。
なにしろ「サラ川」として浸透している名称を変更するのだ。誰が考えても「サラ」と「川」は絶対に外せない。サウンドとしても「サ・ラ・セ・ン」だけは残さないことには“洒落にならない”。きっと「そんな制約、ものともせず」の心意気で考えられたのだろう。
これまで、挑戦してみたいと思いながらも一句も応募できなかった私だが、来年こそは「サラ川」に応募できるよう、今から密かにトレーニングするのも一興かもしれない。
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[season12/0527/25:30]
『小満』‥草木が伸びはじめる頃。夏めいていく中に梅雨の予感。
photograph:souji-ji, tsurumi,city of yokohama
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