人気の花見ポイントは
団体のイベント専用
今日、まだかまだかとテレビが煽り続けてきた東京の開花宣言が出されました。このあとは「花見を名目にした飲み会」のレポートの出番。そんなに開花宣言が重大ニュースなのかと疑問ですが、それだけ世の中が平和な証拠ということなんでしょう。
江戸市中に桜の花見を広めた徳川家康公や吉宗公には申し訳ありませんが、私の花見はひとりが基本。それも、人知れず咲き誇っている木を探してウロウロしながらが私流です。
東京下町に住み始めて数十年。今年も、まだツボミが固かった頃から見つめてきたソメイヨシノが開花、満開、葉桜、散り花、落花、青葉と変わっていくサマを愛でさせてもらおうと思っています。
花を愛でるための “個の花見” がお気に入りの私の場合、下町で花見のメッカと言われている場所は敬遠するようにしています。なにしろ、人が多過ぎて花見ではなく “人見” だったり “宴席見” や“ゴミ箱見” になりかねませんからね。
一本桜でも短い並木でもけっこう。“今が盛り” と咲いている姿さえ愛でられればいいんです。そっと見つめ、そっと写真を撮る。それだけで充分です。
==[season15]Mar.24 2025 春分初候 ==
〈SAKURA PARTY 1/3〉
This is the Japanese Spring Scene
Ueno park, Taito City
Photographed on Mar.03 2023