【弥生朔日】
３月になりました。気象学の世界では春の始まりの日。二十四節季では、あと４日もすると、冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃と言われる啓蟄（けいちつ）です。
つまり、徐々に春になり、暖かくなっていく頃というワケです。確かに今朝は幾分、暖かいようです。
学問的な区切りも古典的な区分けもこの際必要ありません。ひたすら暖かくなってくれればいいのです。日照時間が延びてくるのも歓迎。寒の戻りが来ても「趣きがあるなあ」と余裕を持って受け入れられる季節がやってきました。
しかし、４月から本格的に始まる「値上げの春」もやってきます。こちらは、できれば、ご遠慮いただきたいのですが、こちらのほうが確実に来そうなのが、なんともおもはゆいところです。
と、のんびり季節のことを考えていたのですが、現実のスケジュールをようやく思い出しました。今日はスタートが早かったんです。遅刻しないためには朝から前倒しにしておかないと間に合いそうにありません。
ということで、春が始まった今日をスタートします。
[854/1000]
