【右目が痒い】
昨日の夜、右の目頭のあたりが痛痒くなり、目をこすってみたところ、下まぶたの内側に小さなカタマリが出来ていました。
どうも「ものもらい」が出来てしまったようです。
実は僕、左の上まぶたには時々「ものもらい」ができるクセがあります。こちらは目薬を注して数日すればスッとなくなるため、あまり気にしていないのですが、これまでの経験上、右目の場合はかなりややこしいことになることが多く、今から不安になっています。
これまで右目の場合はメスで切開して膿を出して治したことしか覚えていないのです。もちろん治療として納得はしています。しかし、銀色に光るメスの刃先がボワーと見え、次に赤い液体らしきもの、つまり血液がジュワッと視界に広がり、その後白いガーゼで膿をギュッと絞りだすという一連の治療は何度経験しても慣れないのです。
目を傷つけられるという動物的反応と、これは治療だと思い続ける理性のぶつかり合いとでも言えばいいのでしょうか。とにかく本能的に怖いのです。
自分のなかで”おなじみ”になっている左目と違い、十数年前に切開治療した思い出しか残っていない右目の「ものもらい」……。なんとか自然治癒の道は残っていないかどうか、かすかな希望を抱きながら様子を見ることにします。
……、それにしても痒い。
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