∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 真っ先に見直すべきこと ≡≡

岸田総理コロナ感染
徳島県新規感染者急増中

 今夜、岸田総理が新型コロナに感染というニュースが飛び込んできた。立場上人一倍感染には注意していたはずなのに、罹ってしまったわけだ。やはり夏休みということでいつもと違う環境に足を運び、普段接触しない人たちの近くに行ったからだろうか。
 一方、3年ぶりに阿波おどりが行われた徳島県では3日連続で過去最高の新規感染者が報告されている。「連」によっては多くの感染者が出たため、最終日の参加を辞退している。だが、感染経路の追跡が不可能なためクラスターとは特定できず、阿波おどり自体が感染経路になったかどうかは不明ということらしい。

 まずは「お大事に。早期に回復されることをお祈りしています」とお伝えしておこう。

 さて。立場も状況も違いすぎるため同じ視点で語ることは出来ないが、両者とも「いつもと違う環境」「知らない人との接触」「一瞬の気の緩み」という点では同様である。

 現在日本全国で「感染してしまったが、自宅療養を余儀なくされている」という事態が広がっている。
 医療機関には想定以上に感染者が急増したため、医療行為そのものよりも事務作業で振り回されたり、診る側の感染者が増えているため診療のキャパシティが落ちているという問題が重くのしかかっているという。

 一方で、事態を収束させるために機能すべき厚生労働省は相変わらず「様子見やこれから検討する」という態度を取り続けている。好意的に捉えれば今よりも近い将来を見据えた方針だと言えなくもないが、本当にそうだろうか。なぜ予測出来ていたことに即対応出来ないのだろう。
 我々は日本の医療体制を疑ったことはなかった。たとえば「罹ってもすぐに診てもらえる」「すぐに適切な治療薬が処方される」「いざという時には保健所も応援してくれる」ということが“常識”だと信じてきたわけだ。
 ところがコロナ禍が始まって、厚労省の慎重過ぎる体質そのものが対策を鈍化させているのではと感じることが多くなった。この体質を見直さない限り、感染した時の不安は消えないのではないだろうか。

 岸田総理。ご自身が感染されたのを機に、厚労省の機能を見直す作業を本格化されてはいかがでしょう。「データを集めて分析するだけ」「大所高所に立って指示するだけ」「前例のないものには充分すぎる検討を」という旧態依然とした体質自身にメスを入れる絶好の機会だと思うのですが、いかがでしょう。
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[season12/0821/25:20]
立秋』‥夏真っ盛りに気付く秋の予感。残暑見舞い。虫の音。秋雲。
photograph:STRANGE TREE/souji-ji, tsurumi, yokohama city
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