【筋肉痛と倦怠感】
昨夜、友人がこんなことを言い始めました。
「雪が降りしきっている中を歩いたためか、身体中が筋肉痛だ。年を取ったからか、筋肉痛が一日遅れで出てきたよ」。
この言葉を聞いて僕はハッとしました。
「ドタバタ仕事で疲れたとばかり思っていたのに、本当は雪のせいだったのかなあ」。
昨日の朝、身体がだるく、気持ちも落ち込んでいるのは仕事のせいだとばかり思っていました。それなのに……。確かに友人の症状や緊張から解放された時のような精神状態と似ています。仕事じゃなくて雪だったんですね、原因は。
僕は、土曜の夜から日曜にかけて雪の中を通算で約２時間半ほど歩きました。強風のため、横殴りの雪を防ぐために傘を両手で力いっぱい握りしめながらの「雪中行軍」でした。
でも、それが原因でしょうや。たった２時間半です。これだけで筋肉痛になるのでしょうか。歩くたびにお尻の筋肉に抵抗が走ったり、少しでも腕を後ろの方に振ると肩の周りや二の腕が重く感じたりするのを巷では筋肉痛と言うのでしょうか。すべて仕事のせいにしていたのに。
横殴りの雪を防ぎながら、ズボッズボッと雪を踏みしめながら歩いたから、気合いが抜け落ちたように感じたんですね。ドタバタの混乱状態が引き起こしたものじゃなかったようですね。
その上、筋肉痛が一日遅れで襲ってきたのは年齢のしわざだったなんて……。フム。現実はどこまでも正直なようです。
今朝も身体中が重いんです。昨日と違うのは頭がスッキリしてきたことくらい。リカバーするには、もう少し時間が必要なようです。
【1204】
