∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

秋晴れを神保町で満喫

【神保町もいい天気】

 今日はいい天気でしたねえ。雲ひとつない快晴。文字通りの秋晴れでした。ひと昔前の人だったらニッポン晴れと表現したかもしれません。ゾクッとするほど寒かった朝と比べて、気温もどんどん上がって、歩くのも快適そのもの。本当に素晴らしい天気でした。
 そんな一日。僕はいつもの生活に戻って九段下方面に出掛けてました。いつもより時間を掛けてヤボ用を済ませた後、次の日曜に控えたイベントの下調べのために神保町へ向かいました。
 それが間違いだったんです。今、神保町では恒例の「古本市」が開催されています。そのことを知らずに入り込んだ僕は、歩道の右側は古書店。左側は古本を売る出店。歩道の両側に本がこれでもかというくらいに並んでいたのです。すべて古い本のため独特の匂いが鼻の奥をくすぐってきます。
 こういう状況になると一軒ずつ見て回らないと気が済みません。財布と相談することもなく「見るだけだから」と自分に言い聞かせて冷やかしはじめたのはいいのですが、そこはそれ。結局、ビジネスバッグの中はいっぱい。薄かった厚みが膨らんで、ほとんど丸くなっています。晴れているうえに古書が並んでいる。こんな状況では抑制もなにもあったものではないとつくづく思い知りました。
 そんな時間が約2時間。やっと当初の目標だった下調べが終わった頃には夕方が迫っていましたが、いそいそと帰宅して、収穫物をじっくりとチェック。無駄遣いはしていないと確信しています。
 本当に素晴らしい一日になりました。どの神様の思し召しか判りませんが、本当に感謝しています。できれば明日もこんな一日でありますように。

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