今年はへぎ蕎麦で
ヤボ用が出来て自転車で秋葉原へ。「せっかくだから、途中で末広町のへぎ蕎麦屋に寄って年越しそばでも手繰っていくか」と我が家を後にしました。
「ヤボ用よりも食を優先」。「財布の具合いよりも腹具合い」。
どうも僕にはこんなクセがあるようです。食べるものを決めてから行動を起こすとすべてがスムースに進むとでも言えばいのかもしれません。
で、今日は年越しの意味も込めての「へぎ蕎麦」です。向かったのは新潟出身の方の間ではよく知られた居酒屋で、下町でへぎ蕎麦と言えばここと言われているお店です。
新潟県の魚津や十日町を中心に発達したツナギに布海苔を使った蕎麦をヘギと呼ばれる長方形のザルにひと口ずつに分けて盛り付けるのがへぎ蕎麦の流儀。ヌメったような独特の喉越しがたまらない逸品だと僕は思っています。
そんな店で頼んだのはとろろそばと天ぷらの盛り合わせ。ヘギには盛られないけれど、蕎麦は布海苔入りです。
ツルン、トロッ。サクサク、ホクホク。ヤボ用があることも忘れ、贅沢な日曜の午後を過ごしてしまいました。
いいですねえ、こういう日曜日の使い方。。たまにこういう日があると生き返ったような気がします。
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