∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 院内感染と孤発 ≡≡

恐ろしい事態になってきた

【院内感染】

 この1~2週間、病院内での新型コロナウイルスによる感染が広がっています。

 愚かにも、僕は台東区稲荷町(東上野)にある永寿総合病院で院内感染が起こった時、病院内とはいえクラスターだから、ここさえ抑えれば感染は広がらないと思っていました。
 それが大間違いだったことを知ったのはここ数日のことです。

 ちなみに、数日前に院内感染が起こった錦糸町京葉道路の南側にある都立墨東病院では院内感染者が増え続け、とうとう外来診療を停止することになったと伝えられています。
 この病院は東京下町の感染症医療指定機関のひとつです。そこが機能不全を起こしたということは、ただでさえ厳しくなっている他の病院の負担が増えるだけでなく、診療を受けるための窓口が狭まってしまったわけです。

 愚かですが、僕は病院で感染が広がるということは患者さんだけじゃなく医療従事者全体がターゲットになっているということに気が付かなかったのです。
 つまり、病院は診てもらう所で、医師や看護師が病気に罹るなんて考えたこともないという“子供の頃からの刷り込み”がジャマをしていたことと、最前線で闘っている人々とそれを支える行政などの組織にお任せするしかないと安易に考えていたことが間違いでした。

病院で感染が広がり続ければ
診てもらえなくなる。

 こんな簡単な方程式に気が付かなかったなんて、なんと愚かだったかと恥じています。

【孤発】

 院内感染とはいってもクラスターと勘違いしていたのと違って、最初から脅威に感じていた孤発が益々増え、今では7割近くがそうなっているという事実にはある種の恐怖さえ感じています。
 どこで感染したのかが判らない(あるいは知らせない)孤発が増えれば、それだけ感染確率が高まるというのは自明の理です。
 どこかで感染してしまうという怖さと同時に、もし僕が無症状の保菌者だったら見ず知らずの人にうつす可能性もあると考えるとゾッとしてしまいます。

ウロウロせずに
人から離れてじっとしている。

 経済よりも政治よりも。とにかく今は、動くのは最小限に。人さまには近づかないを心掛ける。大原則はこれしかありません。

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