∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ トラちゃん負傷療養中 ≡≡

左前肢肉球に異常あり

 昨夜、食後の巡回から帰ってきたトラちゃんを見ると、左前肢をきゅっと曲げて3本肢で歩いていました。
 相当痛いのか、歩くスピードは極めてゆっくり。お気に入りのはずのタンスの上にジャンプするのも躊躇っていました。
 異常に気づき、嫌がる彼を抱き抱えて痛そうにしている所を触ってみましたが、少しざらついているだけ。ピョンピョンとジャンプしながら逃げていったので症状の詳細は判らず仕舞いでしたが、痛そうなことだけは判りました。

 肉球に何かが刺さったのか、それとも骨折してしまったのか。

 確かな症状が判らないだけに最悪のことまで心配してしまいましたが、か細い声で泣きながら寝てしまったので、朝まではそっとしておいて、それでもおかしいようなら日曜日でも診てくれる病院に連れて行こうと決めました。

 朝になり、食餌の準備をしていると彼もやってきました。食欲も衰えていないし、声にもハリが出てきたし、昨日よりは調子が良さそうなのでひと安心しました。
 左肢を舐めたり、爪を立てようとしたりしているところをみると、骨折ではなく、何かを踏み抜いたんでしょう。この調子なら数日で治るでしょう。

 夕方になると、ピョンピョンと跳ねながら歩き回ってエサを催促し始めました。同時に甘えん坊な性格も戻ってきたようです。

 今回の負傷、彼よりも僕のほうがオロオロしたのかもしれません。性根を入れ替えて、たとえ相手が猫とはいえ、何が起こってもどっしりと構えていられる自分にならないといけないようです。

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