コロナ禍のなかの特別な新年
今年は静かなお正月を過ごしてほしいという要請があってから約1週間。今日も極力動かずに一日を過ごした。正月休憩、あるいは正月自粛といったほうがよさそうである。
一都三県の首長が国に対して緊急事態宣言の発出を要請したり、前倒しで飲食店に対してのより厳しい営業自粛の予告が発表されたりと“多くの人が納得する数字がないと動かない”政治の世界もようやく動きが活発になってきたようだ。
とはいってもコロナに休みはない。この正月期間に国民がどれだけ静かに暮らしたかを想像させる結果が出る1月中旬には大激震が走るかどうかもはっきりとするだろうが、そこまでは、例によって例のごとく、自律心に任される状態は続くわけだ。
いまや、特別な正月が節目の時となるように願うばかりになっている。
権力中枢から発せられる方針に従わざるを得なくなるよりもセルフディフェンスで沈静化を目指すためには、静か過ぎる特別な正月でも致し方ない。
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