∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ さあ、正月は終わった ≡≡

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緊急事態宣言発出前夜

 1月4日。正月三が日が終わり、仕事初めの企業も出てきた今日、飛び込んできたのは政府による緊急事態宣言の検討、それも今週末を目標にするというニュースだった。
 1月2日に一都三県の首長が政府に発出を要望したおかげか、政府もようやく重い腰を上げたようである。

 私は、予告とはいえ、誰もが未経験だった昨年4月の発出と今回のそれには大きな違いがあるはず。たった数日で行政の準備は整うのだろうかという疑問を抱いている。
 同時に、この状態に陥るまで国はいったい何をしてきたのか。経済優先という方針で良かったのか。厳しい政治的な駆け引きを避けるために特出するような策を打たなかったのではないか。裾野まで含めて、利益追求が不可能になる業種に対するケアは今度こそ万全なものになるのか。生計費は確保できるのだろうか。疑問点を挙げていけば数限りなくありそうだ。

 ともあれ、このニュースを聞いて、三が日の静かすぎるけれどのんびりとした気分が一気に吹っ飛んだと感じている方も多いのではないだろうか。
 ここまで感染者が増えてしまうとやむを得ない選択だということは理解出来るが、にわかには承服し難いというのが国民の誰もが感じている本音ではないだろうか。

 正月は終わった。

 ここが正念場、拡大しすぎたコロナ禍が落ち着きを取り戻した時に二度目の正月を楽しめばいいじゃないか。そう考えるしか救いの道はないのかもしれない。

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