暑さが峠を越える頃。
二十四節気では今日から『処暑』。暑さが峠を越え、朝晩には秋の気配を感じるようになる。と、言われてはいるけれど、実際は暑さ真っ盛り。時代がコロナ禍でなければ自然の中で思い切り夏を楽しみたい時期である。
江戸時代に著された『暦便覧』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と記されている。一年を旧暦で捉えれば“陽気退き”だろうが、現実に即せば「長い残暑の一部」といったほうがいいかもしれない。
本格的に秋がやってきたと体感するようになるまであと少し。コロナ禍で動きは鈍いけれど、今のうちに夏が放つエネルギーとパッションを存分に吸収しておいたほうがいいかもしれない。
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『処暑』の候‥暑さの勢いが収まり秋の気配を感じ始める頃。
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