東京下町も
久々の本降り
7月12日23時半。テレビの報道番組は埼玉県鳩山町を中心にして豪雨が続き、記録的短時間大雨情報をはじめとして雨に関するあらゆる警報が出ていると伝えている。最小限の被害で治まることを願うばかりだ。
ちなみに、東京下町でも夕方から雨が降り続いているが、こちらではザーッと降ったり、小止みになったりというくらい。本降りだが豪雨というほどではない。
そう、これこそ梅雨の最後に降る豪雨だ。
あっけなく終わってしまった梅雨が今頃になって戻ってきたのだろうか。やり残した“お役目”を果たしにきたのだろうか。そうだとしても、ここまで降るとやり過ぎだ。
シトシトと降っていた雨が、ある日バケツを引っくり返したような豪雨に変わり、それが止めば梅雨が終わり夏がやってくるというのが標準的なパターンだと思っていたが、どうも今年は違うようだ。
思わず空に向かって「雨の神様。今夜の雨は梅雨の続きなのか、それとも夏の集中豪雨なのか、はっきりさせていただけませんか」などと問いかけたくなる。
今週いっぱいは雨模様が続くらしいが、それが終われば、ジットリと暑い日が続いたと思ったら、台風に痛めつけられたり、突然のゲリラ豪雨に逃げ惑ってしまう“日本の夏”がやってくるのだろうか。
日本が“雨の国”だと分かってはいるが、度を越した豪雨だけは勘弁願いたいものだ。
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[season12/0712/24:00]
『小暑』‥あっという間にやってきた夏本番。暑中見舞い。七夕
photograph:SKY at nippori, arakawa & taito city
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