∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ そうじゃない! ≡≡

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1日100万回接種達成可能

 岸田総理が2月7日の衆議院予算委員会で「今月の後半には達成できる」という見通しを表明した。つまり「目処が立ったから実行する」ということで、決して、より積極的にひとつ上のレベルを目指し、そのために閣僚経由で官僚に指示したというものではないわけだ。1日100万回という数字は決して褒められた数字ではない。この数字は前総理が下した決断事項だ。

 私はこれまで、接種スピードが上がらないのはワクチンの供給量が少ない中でやりくりをした結果だと信じていたが、どうも違っていたようだ。
 一国の総理として積極的に接種のスピードアップを図るなら、実現不可能とも見える大きな目標を指示して閣僚を鼓舞し、官僚を動かし、自治体や大企業を動かすのがスジというものではないだろうか。

 私は、国がオミクロン株は重症化する確率も低いし、医療逼迫も限定的だから施策は穏やかにとか、感染爆発が起きれば国民の危機感が上がり、それとともに接種率も自動的に上がるなどと考えているわけではないと信じている。だが、発言を聞いていると今ひとつ切迫感が感じられないのだ。

 総理は今が危急の時だと真に理解しているのだろうか。国にとってワクチンは、感染予防と経済活性化の両立を実現させるために欠かせないツールと捉えれば、すぐにでもアグレッシブに動けるではないか。
 たとえ異論反論が出てもいい。それを跳ね除けるだけの知恵と力と努力を発揮して事に当たる姿勢を示せばいいではないか。そのうえで、予想できている数字以上の成果を目指し、早期の感染収束を目指すのが総理に課された責任ではないだろうか。

 国にとってはここが踏ん張り時。何が何でも発症率を下げて経済と社会の活性化を目指してもらいたいものだ。
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[season12/0207/25:25]
立春』‥何かが始まり、何かが動き出しそうな予感に満ちる頃
photograph:MANEKINEKO/
(L)asakusa otori-jinja (R)ningyocho suehiro-jinja
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