残暑厳しき折、
皆様にはいかがお過ごしでしょう
高校野球の決勝戦が行われ、下関国際と対戦した仙台育英が8-1という大差で優勝。はじめて大優勝旗が“白河の関”を越えた。地元はもとより、東北地方の皆さんが悲願達成の時来たりと快哉を叫んでいらっしゃるのが目に見えるようだ。
さて、高校野球が終わった。私流の季節の移り変わり説によると、秋が忍び寄ってくる時期になったわけだ。
今はまだ残暑が厳しくて汗だくで一日を過ごしているが、静かな足取りで「陽射しは強いが風は爽やか」な初秋が近づいて来ているのは間違いない。
ひと雨降るごとに近寄ってくる秋と、まだまだ勢力を保っていたい夏がせめぎ合う季節到来である。
活動的な夏の名残を楽しみながら、変わりゆく季節を感じさせてくれる食やファッションと出会えるのはこの時期ならでは。ある意味、一年でいちばん贅沢な季節と言ってもいいかもしれない。
ちなみに夏が大好きな私としては、去りゆく夏にしがみつきながら秋を覗き見る感覚で毎日を過ごしたいと考えている。
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［season12/822/25：20］
『立秋』‥夏真っ盛りに気付く秋の予感。残暑見舞い。虫の音。秋雲。
photograph：STRANGE TREE/souji-ji, tsurumi, yokohama city
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