まるで梅雨末期の暑さの一日
明るい陽射しが降り注ぐ。風はほぼ無風。湿度は高い。まるで酷暑にあえぐ酷暑をすぐそこに控えた梅雨末期のような一日だった。エアコンが動いているので室内にいる限り快適だが、一歩外に出ると数分でじっとりと汗をかいてしまう。
今日は蒸し暑かった。
快適な初夏の環境に馴染んでしまっている身体は戸惑うばかり。少なくとも私の身体は真夏の蒸し暑さに慣れていない。それだけに蒸し暑さには余計に反応してしまう。
夕方、帰宅途中で出会ったご近所さんに、じっとりとした汗をかきながら「今日は蒸し暑かったですねえ、もう夏なんですかねえ」と話しかけてしまった。
今年始めての「蒸し暑いですねえ」。まだ5月後半だというのに、夏の定番ごあいさつを口にしてしまったのだ。
例年なら梅雨が始まってから「蒸し暑いですねえ」と言いはじめ、それがいつの間にか「蒸しますねえ」になり、そのうち「身体がついていきません」に変わっていくのが私流なのだが、今年はスタートが早いような気がする。
もう少し初夏の快適さに浸っていたいのに、自然は許してくれないようだ。急いで真夏仕様の身体と服を用意しないと……。
≡≡[season14]24:50/May 24.2024 小満初候≡≡
┃an INVITATION to the EARLY SUMMER┃
-Iris Ensata 1/3-Horikiri Shobu-en.
Horikiri,Kathushika City.
Photographed on May 29.2022