この続きはコーヒーと一緒に

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

〓〓 ノーベル平和賞 〓〓

ヨシッ! 異議なし!
世界は正しい評価を与えた。
これからも「一歩ずつ、一歩ずつ」

 夕方のニュースを点けたとき、右上に出るテロップを見てビックリ。思わず二度見してしまいました。

--ノーベル平和賞日本被団協--

 最初は、世界に核兵器廃絶を訴えるべく草の根運動的かつ世界的な市民運動として長年活動してきた〈日本原水爆被害者団体協議会〉がノーベル賞を受賞するなんて夢にも思いませんでしたが、自分の興奮が収まるにつれて、世界の良識はきちんと評価していてくれたんだと思うように変わっていきました。
 いま私の頭の中では、ひと言で原爆被害や核兵器廃絶について言うことが出来ないほどいろいろな思いが駆け巡っていますが、少なくとも「世界がいい方に変わっていく」はずだと確信しています。
 今回の受賞が “バタフライ・エフェクト” になるのは確実です。

 核兵器についてはよく「核のタブー」という言葉が使われます。本来は「核兵器の使用は道徳的に受け入れがたい」というポジティブな意味で生まれた言葉ですが、因習と自己保身に長けた政治家と、武力こそ覇権を得る唯一の道と考える軍人の間では「核拡散を否定的に捉えてはいけない。世論で取り上げるのはタブー」というネガティブな思考で使われています。

 現在、日本は核拡散防止条約(NPT)や核兵器不拡散条約(NPT)は批准していますが、日本政府は核兵器禁止条約(TPNW)にはオブザーバー参加さえしていません。政治家にとっては「核保有国、つまりアメリカが参加していないのだから、アメリカの核の傘の下にある日本が参加することはできない」という立場を取り続け、いわば、核の恐ろしさより政治的な利害関係を優先しているわけです。

 今回の受賞を期に、日本政府、いや自民党には核の脅威を取り除くためにはすべての核廃絶に向けた取り組みに関与する姿勢を強くしてもらいたいと強く願っています。

 舞台は変わりました。良識的な市民運動が世界を変えようしています。日本の場合、変わるのを拒んでいるのは因習と利害を優先する政治家だけなのです。

≡≡[season14]25:00/Oct.11 2024 甘露 ≡
┃ ONE WATER, FOUR VIEWS ┃
Buddhist way of thinking
Hebikubo-Jinja, Shinagawa City
Photographed on Sep.13,2022