∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ オンライン時代の実態 ≡≡

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ウクライナ大統領が
日本の国会での
オンライン演説を要請

 今日、ウクライナのゼレンスキー大統領はイギリスやアメリカの議会で相次いでオンライン演説を行って録画を交えながら実情を訴え、さらなる支援を要請した。

 私はこの演説を知って、これぞまさしくデジタル時代の国際協調を象徴するものだと確信した。
 今回のウクライナ侵略は火力+SNSの戦争だと言われている。
 実情を訴える情報拡散は瞬時に全世界の人々に理解され、逆にフェイクニュースはことごとく拒絶される。こんな戦争はこれまで想像もできなかったが、ある意味、SNSによる情報拡散が極めて有効な援護射撃だということの証明といえるだろう。

 さて、そんな情報のオンライン共有が当たり前になったというのに、日本はウクライナ大統領からの演説要請に対して「オンライン演説が可能かどうか調査する」と答えたという。演説を断る理由など何もない情勢だというのにである。

 想像だが、衆議院議運委員会は「そんなこと言われるとは思っていなかった。オンラインってどうやるの。アメリカはどうやったの。富士通パナソニックNECを呼び出せ」程度のことを話しているのではないだろうか。
 なぜなら、もしオンライン会議が国会でも当たり前になっていれば、会場や通信環境のセッティングなどにどれくらい時間が掛かるかといったテクニカルな言葉が聞こえてくるはず。この期に及んで「可能かどうか」などという初歩的な言葉が出てくるはずがない。

 国会の中枢にいる政治家の人々は急速に発展しているITテクノロジーの活用をどう捉えているのだろう。旗振りはするけれど、自分たちには直接関係ないこととでも捉えているのだろうか。
 これでは国が提唱してきたテレワークもオンライン(リモート)会議もクラウドも何もかもが進まないのは当たり前だ。

 口先だけでデジタル環境を語っていると必ず”机上の空論”になる。その結果、いざと言う時に腰が引けた状態になるのは目に見えている。
 国をあげてデジタル化を推進するなら、まず最初に古典的な方法論しか持ち合わせていない“先生たち”のデジタル・リテラシーを引き上げることから始めたほうがよさそうだ。…情けない。

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地震発生】
3月16日23時半過ぎ、ブログ書きを中断して猫軍団に夜食をサーブしていたところ、細かな振幅の強い地震が襲ってきた。テレビからは「宮城・福島に震度6強地震。高さ1メートル程度の津波の恐れあり」という情報が流れてきた。4匹いる猫たちは食べるのを止めて外に出ていった。残された私には揺れが収まるのを待つしか手がなかったが、揺れも収まったため─とりあえず─ブログ書きに戻っている。ちなみに現在、原発に異常は認められないが、東北地方と新潟県などで209万件以上の大規模停電が起こっているというニュースが入っている。また東京では電車が止まったり、ダイヤが乱れているため帰宅困難者が出ている。
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[season12/0316/24:45]
啓蟄』‥虫たちが巣ごもりから目を覚まし、地上に這い出る頃
photograph:FLOWER PEACH/ueno toshogu botan-en, ueno
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