【いまさらながら】
昨日は何の日？ と聞かれて「以前は体育の日だった」と答えるのが一般的ですが、ここで「銭湯の日」と答える人がいたら、かなり“巡って”いる人だと思って間違いないはずです。昨日、銭湯に行っていればなんらかの記念品をいただけたはずです。
銭湯のポスター以外ほぼ目にすることのない“せんとう＝「千（せん）」「十（とう）」＝１,０１０”の日ということを知っているわけですから。
東京の銭湯へ行けば必ず脱衣場においてある『１０１０』という小さなリーフレットがあります。東京の銭湯組合が発行している「お風呂屋さん」のリーフレットです。エッセイ、情報、プレゼントなど内容はすべて銭湯に関するものばかり。もちろん回数券購入のお薦めなんて記事も存在します。
マイナスイオンが充満した450円（大人）のリラックス空間、銭湯。スーパー銭湯のようなエンターテイメント性重視のものとは違い、地域密着型の“衛生施設”という古典的な位置づけながら、サウナ、ジェットバス、電気風呂、ラドン温泉、薬湯、男女共用の湯あがりラウンジと“湯を楽しむ”姿勢は万全です。
内湯が当たり前の現代、残念ながら減る一方の銭湯ですが、僕は広い湯船でボーっとする時間ほどリラックスできる空間はないだろうと思っています。ドタバタ続きの平日だった昨日は行けませんでしたが、今度の週末には久々お邪魔しようかと考えています。
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