【報道は読み切っていた】
今朝の日経新聞の一面トップは『自民300議席越え』というもの。電子版でも『300議席うかがう』でした。そんな見出しを見ながら日本テレビのニュースショーを見ていたら、こちらは「自公で300議席越え」と言い切っています。では朝日新聞はということで電子版を見ると見出しにはなっていないものの本文の中には『自民が単独で300議席を超える勢い』と書かれています。
政治に敏感な人なら「リベラルも保守も300』と言ってしまいそうな数字です。
それにしても、公示翌日にも関わらず報道機関がこの300議席越えという数字を自信を持って打ち出すとはなんとも早い展開です。というか、公示前の取材で確定していたけれど公示までは記事にするのを待っていたと言ったほうがいいのでしょうか。つまり公示前から読み切っていたわけです。
同時にどの報道機関も自民圧勝を前提として野党の勢力分野がどのように変化するのかに注目しているようです。民主の伸び悩み、維新の会の衰退、共産の躍進などのシナリオも織り込み済みのようです。
自民圧勝でアベノミクスも原発再稼働も集団的自衛権もすべてが「国民から信任された」ということになるのが決定したと言い切ってもいい流れになってきたようです。
そんな中で、今回の総選挙に関して僕は共産の動向が気になって仕方ありません。民主も維新もなにもかも訴えてくるインパクトがないから、どうせなら共産にという有権者がどこまで増えるか、ちょっとした「みもの」ではないかと興味津々にしています。さて、答えはどう出るか、楽しみです。
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