∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

ハーシーのキスチョコ

【止まらない、止まらない】

 キーボードと両腕と胸が作リ出す三角形の中心にあるものは。今日の僕はキーボードで文字を打ち込むよりも、三角形の中心エリアで山になっているチョコレートをひとつずつ包んだアルミフォイルを剥く作業の方に忙しいようです。
 誘惑のもとはハーシーのキスチョコ。昔ながらのアレです。底辺の直径2センチ程度。高さは2センチ強。一粒ずつ薄いアルミフォイルに包まれたミルクチョコレートです。
 日本のチョコレートメーカーが売り出しているチョコレートと比べると強烈に甘く、圧倒的にカカオの香りが強い古典派です。とにかく直球勝負のチョコレートでカカオとミルクと砂糖だけで作られたものということがひと口で判ります。
 今や芸術的なセンスを持ったショコラティエが増えましたが、このシンプルな味に勝るチョコレートを作り出せる方はいらっしゃらないのではと思うくらい印象深い逸品だと確信しています。
 確信するのはいいのですが、問題は一旦虜になると止まらないということ。ここまで書くのにすでに10個以上食べてしまい、チョコの代わりにアルミフォイルの山が出来つつあります。はっきり言って食べ過ぎです。このままいくとチョコレートでお腹いっぱいになりそうです。
 どこかで止めないと……。止めるか、なくなるかどちらが早いか判らなくなりました。どうしてこんなにハマってしまったのか考える前にストップさせなければ。自分なりの「強力な自制心」で12個めで止めることにします。フー、美味しかった。

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