∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

戦い済んで日が暮れて

【ひと段落の夜】

 この文章は、軍歌について書いたものでもなければ、佐藤愛子氏が直木賞を受賞された著書『戦いすんで日が暮れて』とも一切関係ないものであることを予めお断りしておきます。

……………

 本日、3年間も挑戦し続けてしまった日本語検定一級の試検が終わりました。問題が解けたかどうかはともかくとして、ひと段落ついたというのが正直なところです。

 結論からお伝えすると、今年も自信がありません。敬語、文法、品詞、語彙、漢字とその意味など総合点以外にカテゴリー別の点数も合格基準のひとつになるのがこの試検ですが、今年も苦手の漢字が勉強不足だったようです。
 12月中旬に合否と各カテゴリー別の正答率などが送られてくるはずですが、それまでは「受検した」ことだけを記憶に留めて、ほかのことはすべて自分史の中に封印します。

 頭の良さそうな高校生、日本語に深い興味がありそうな大学生、取得できれば仕事上のメリットがあるかもしれないと考えていそうな社会人、生涯現役を体現しようとしているシニアなど受験者の顔ぶれは前年と同じ。試検直前の緊張感や直後の無表情を装った顔つきも同じでした。
 違ったのは気温だけ。一枚仕立てのコートが煩わしくなるほど暖かい一日でした。

 さて。月曜日の朝までは「検定」の存在は忘れてのんびりします。リフレッシュしたところで一週間後に迫った『知的財産管理技能検定』に真正面から取り組みます。

 では、おやすみなさい。明日がすばらしい一日になりますように。

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