∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ まずは新年のご挨拶から ≡≡

やっぱり、ここはご近所の喫茶店だわ

 ときどきふらりと入ってクールダウンするようになった根岸の喫茶店に今年初めて行ってみました。

 いつもなら「いらっしゃいませ」と聞こえてくるところが、今日は「明けましておめでとうございます」。それも丁寧なお辞儀付きです。当然、こちらも新年のご挨拶で応えました。ちなみに、帰る時には「今年も宜しくお願いします」という言葉とともに送り出されました。単なる顔見知り程度の僕にまでご丁寧にと感心するやら驚くやら。気持ちいいこと、気持ちいいこと。

 いくら下町の喫茶店とは言え、ここまで丁寧なお迎えをされるとは思いもしませんでしたが、よく考えると昔はこれがお店との付き合い方でした。マニュアルどおりの店舗運営に心掛けて、人と人とのふれ合いは極力避けるように教えられているカフェ・チェーン店ではこうはいきません。

 誰にも邪魔されずにいたい時にはカフェ・チェーン。人情とふれ合いながらのひと時を過ごしたい時には個人経営の喫茶店。こんな選び方もアリかもしれないと思い知らされた気分です。

 喫茶店というよりも慣れ親しんだ居酒屋感覚で過ごせる下町の憩いの場。こんな喫茶店のことを僕は応援します。

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