∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 根本から変わる時に向けて ≡≡

順応できるか「新しい生活様式

 感染症の怖さ、経済の大混乱と働き方……。新型コロナウイルスは我々の生活のすべてを変えようとしています。
 対ウイルスについては非接触がカナメということは判りました。では、安定とは無縁の僕が今、考えておくべきもうひとつお側面、働き方も含めた経済的な問題はどう捉えていけばいいんだろう。ここ数日、このことばかり考えているような気がします。


 テレワークやリモート会議、ハンコ文化というこれまで否定的にしか捉えていなかった働き方が大手を振って通用するようになったのを見れば、コロナが本質を捉えず形だけのものでしかなかった官製の働き方改革を一瞬にして吹き飛ばしてしまいました。
 その存続を賭けた企業は、この2カ月の間に、新たに取り組むべき商材の開発と、不測の事態が起こっても対応できる柔軟な人員構成や人材配置の見直しという「プラスの利益」と「マイナスの利益」の両面に対応した判断を迫られています。
 そこに必要なのをひと言で言い表せば「緊急時には通常の業務体制を即座に変更出来るような柔軟な対応が出来る企業だけが成長する」ということになると思います。
 違った言い方をすれば「知的財産や人材など隠れていた資産をフットワークよく活用することと、形式的に伝承してきた負のレガシーを洗い出し排除して生き残りの方向性を確立していく」ということになるでしょう。

 何もかもがゼロになり、事業を本質的なところから見つめ直さねばいけないような改革が必須になった今。キーワードは「企業活動の本質を見つめ直す」「永続性と柔軟性をもった組織への変更」ということになるのではないでしょうか。


 さて。そんな風雲急を告げる状態に陥った企業(いや、社会と言ってもいいかもしれません)を相手にしながら働き続けようとしている僕のようなちっぽけな自営業者はどう対処すればいいのでしょう。何をウリにすればいいのでしょう。どんなところにアプローチすればいいのでしょう。まだまだ若いつもりでいる僕にも新たな課題が与えられたようです。

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