気忙しさだけで過ごす特異な年末を
新たな生き方を集中して模索する期間に
今日を入れて、今年もあと1週間になった。大掃除も正月準備も何も準備はしていないが、気持ちだけは年越し準備に入っている。
ひっそりとしているのは仕事環境だけというのが気になるけれど、これだけは致し方ない。ここまで来ると、年が明けたら頑張ろうと思うしかないようだ。
コロナ禍で明け暮れた一年。今年は時の経つのがめっぽう早かった。大袈裟に言えば、極寒期だった2月から一足飛びに次の冬がやってきてしまったような感じである。
どうも私はアタフタと動き回っていないと生活実感が失せてしまうタイプの人間のようだ。理不尽に感じるほど急かされてもいい。締切にハラハラさせられてもいい。行きたい所に行くために走り回ってもいい。食べたいものがあれば太ってもいいからハシゴして食べてもいい。とにかく、毎日を濃密に過ごせればそれだけで満足してしまうのだ。
それなのに、それなのに。
人との繋がりはメールか電話で済まし、外食は我慢し、遠出はおろか外出するのも必要最小限に控えた毎日が続いている。
今、私はせっかく特異な年を経験している年末なんだから、生き方そのものを捉え直し、新たなフィールドを模索する期間にしようと思っている。極私的な生き方改革である。
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