∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ アドレス・ポータビリティー ≡≡

ハンコよりケータイのほうが身近
これで選択肢はグッと増える

 携帯電話料金値下げについて「分かりやすい料金やサービス」「公正な競争促進」「、乗り換えの円滑化」という3本柱のアクションプランが国から発表されました。

 僕は直感的に「これで、僕の通信環境はガラッと変わるぞ」と感じています。ちょっとだけ落ち着いて個人的なメリットを考えてみました。

 気が遠くなりそうなくらい準備されたプランをこちらの体力が続かないほど熱心に説明され、まあいいいかと決めてしまった料金プランが少しでも分かりやすくなれば気持ちの持ちようが変わり、選択肢が広がるはず。
 他社に乗り換えようとした時に大きな障害になっていたアドレス変更がなくなれば格安キャリアだって選択対象に入ってくる。
 機能に偏りがちだっったキャリア同士の競争に価格という柱がプラスされれば、格安キャリアや中古品との違いがより明確になり、選びやすくなる。

 と、いい事尽くめのプランのようですが……。

 さて、大手キャリアはどう対処するんでしょう。国が出した方針を無下に否定することも出来ないし、独占的にアプリを囲い込むことも出来ないし、かといって格安キャリア向けには5Gの通信環境を提供しないというような露骨な方針は取れないはずです。

 おそらく内蔵式のSIMカード(eSIM)と、4Gの周波数の5G転用、そして通信エリア拡大策の見直しがカギになるのではないでしょうか。

 政治や行政の改革促進に国民が注目しているのと同様に、通信業界にも注目しておく必要がありそうです。

 なにしろハンコよりケータイのほうが身近ですからね。

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