北京パラリンピック開催
今夜、北京パラリンピックが開会した。明日から9日間、選ばれたパラアスリートによるスポーツの祭典が始まる。夏季パラリンピックの時のように驚異的な身体能力がなければ不可能なゲームや演技が繰り広げられるだろう。
もともと今回のパラリンピックは開催地やIOCに対する疑問がつきまとってきた。しかも直前になって、ロシアがウクライナ侵略を開始した結果、「開催中は世界中の紛争を停戦させる」ルールまで破られてしまった。
出場するアスリートたちには精いっぱいの競い合いを期待しているが、先日まで行われていたオリンピック同様、今回もアスリートたちが競い合う裏に見え隠れする国際政治が気に掛かる大会になってしまったのは否めない。
おかげで、残念という言葉では言い表せない複雑、かつ虚しい気持ちで競技を見ることになる。
今回のパラリンピックは、侵略行為が進行している中で行われるスポーツの祭典になってしまった。こんな異常な状況がアスリートたちのパフォーマンスに影響が出ないことを願うばかり。出場するアスリートたちが、目指すべきは「戦い」ではなく「競い合い」だと世界に示してくれることを期待しよう。
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［season12/0304/24：35］
『雨水』‥春間近。雪どけ。春を呼び込む雨。そして北帰行。
photograph：MIGRATORY BIRD/sinobazu pond, ueno
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