北京パラリンピック終了
北京パラリンピックが10日間の会期を終え無事に終了した。
あまり熱心な観客とはいえないが、それでも、それなりに関心をもって見ていたのだが、正直な感想は「アレッ、もう終わったの」である。
オリンピックと比べて全般的に競技数が少ないことや日本チームが出場していない競技があって放送時間が短かったこと、NHK以外は実況中継がなかったのでスポーツニュースの一部分的な扱いをされていたことなど、いろいろな理由はあるだろう。しかし、それにしても放送時間数が短すぎる。
たとえ日本選手が出場していなくても中継しようというような“気概”はなかったのだろうか。これまで見たことのなかったスポーツシーンが見られるだけでも意義はあると思うのだが。
ひょっとして、パラスポーツでは視聴率が稼げないとかクライアントが付かないなど“大人の理由”が原因だろうか。もしそうだとしたら、日本企業の障害者対策の本質まで問いたくなってしまう。
パラリンピックでもないと、パラ・スポーツに接するチャンスは極端に少ない。だからこそ実際の競技シーンに触れることができる機会だと今大会に期待していたのに、ここまで放送短いと妙なフラストレーションを起こしてしまいそうだ。
まあいい。国際政治や軍事問題を乗り越えて開催されただけでもよかったと納得することにしよう。…日本チームが出場しなかったパラ・カーリングとパラ・アイスホッケーは見たかったけれど。
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[season12/0313/24:40]
『啓蟄』‥虫たちが巣ごもりから目を覚まし、地上に這い出る頃
photograph:FLOWER PEACH/ueno toshogu botan-en, ueno
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