∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡霜月、11月2日。本日夏日予想 ≡≡

これじゃ “小春日和” ならぬ
“小夏日和” だ

 朝、なんとなく天気予報を見ていたら、今日の東京の最高気温は25度になると予報していました。たしかにいい天気だし、暖かな一日になるだろうとは想像していましたが、夏日になるとは想像以上。もう11月、暦の上では霜月だというのに夏日ですかと呆れてしまいます。

 ご存知のように、晩秋から初冬に掛けての晴天は小春日和と言われています。まるで春のような暖かな天気です。たとえば、川越を小江戸と言ったり、山口を小京都と言ったりするように「小」の文字を「もうひとつ」とか「まるで〇〇のような」という意味で使っているわけです。

 小春日和自体はなんとも風情ある言葉だと感じていますが、さて、今日のように異常に暖かい日にも当てはまるんでしょうか。

「これじゃ小春日和じゃなくて、小夏日和じゃないか」

 ちなみに、小夏日和は沖縄以外の地域では使われることがほとんどない造語です。そんな言葉を11月の東京で使うことになるとは思ってもみませんでした。

 なんだか、不思議な秋になりそうです。
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[season13┃02 Nov. 2023┃12:25 JST
┃TOKYO : TIME YELLOW┃
matsutiyama shoden, asakusa taito city.
Photographed on 28 Nov. 2021