∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

〓〓 おのおの方、ご油断召さるな 〓〓

忠臣蔵のセリフは
私にカツを入れてくれる言葉

 人形浄瑠璃や歌舞伎の演目として300年以上も親しまれている『仮名手本忠臣蔵』は旧暦の元禄14年12月14日に起こった吉良邸討ち入り事件を脚色した創作である。
 視点や展開やセリフ回しを変えながら多くの『○○忠臣蔵』が創作されてきたが、いずれも忠義や主君への忠誠など、武士としてあるべき生きざまを描き出している。

……………

 そうだ、今日は忠臣蔵の日だった。

「舞台やテレビで何度も楽しませてもらったけれど、そのたびにジーンとくるものがあるんだよな。こんな生き方は出来ないけれど……」
 私は毎年、こんなことを思いながら過ごしてきました。けっして古風な人間ではないし、むしろ自分はドライに割り切るタイプだと確信しているのに、なぜか見るたびに感動してしまうんです。やはい “話の力” なんでしょうか

 いろいろなセリフが頭に残っていますが、なかでも吉良邸に突入する時の大石内蔵助のセリフ「おのおの方、ご油断召さるな」は今でも鮮明に覚えています。ただし、討ち入り云々ではなく日頃の生き方としてですが。
 セリフというよりも「目標を手にするまでは、どんなときも油断するな」という戒めに似た格言で、油断だらけで緩く生きている自分にカツを入れてくれる言葉だと信じているんです。

 なにしろ “緩い人間” なので、ついつい忘れてしまって、結果的に失敗ばかりを繰り返していますが、今一度頭の中にしっかりとピン留めしておこうと考えています。

「いつでも真剣勝負」です。
≡≡≡≡≡[season14]11:35/Dec.14/2023 -大雪-≡≡≡≡≡
┃AGED WALL STILL ALIVE┃
Old brick wall of Iwasaki Residence, Taito city.
Photographed on Apr.02/2021