∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

この秋初めて

【あつあつごはん】


 鍋物にしようか、ポトフにしようか。昨日の夜から考えていました。こんな楽しい悩みならいつでも大歓迎なのですが、世の中、そう上手くいきません。肌寒く感じるようになったこの時期ならではの楽しい悩みです。
 で、結局、鳥と豆腐、厚揚げ、ネギのシンプルな鍋物にしました。つけダレはポン酢醤油。〆はうどんにしました。やはり今年最初はベーシックな味からスタートです。


【料理作り】


 さすがに近頃は、一部の雑誌などを除いて「男の料理」という言葉は使われなくなりました。当然です。料理は誰が作ろうと、食べる人の味覚は性別で左右されるものではないのですから。
 野菜は大振り、肉は大胆なカットで。味付けは適当に。そしてボリュームたっぷり。こんなステロタイプ化された「男の料理」に何の意味があるのでしょう。食べる時のことを考えながら、食材をカットして、下味を付けて、時間を逆算しながら調理する。こんな料理の基本に性別なんて関係ないと僕は確信しています。というより、こんな基本を無視した料理なんて、ただ「味の付いた食餌」だと思っています。


【レトルト食品】


 かといって、僕は完璧主義者ではありません。レトルト食品や冷凍の食材もたくさん使います。自分で冷凍もします。
 ずっと以前、僕が独身だということを知った人とスーパーで出会ったことがありました。その時彼女は僕のカゴにほぼ完成して後は温めるだけのプリザーブ食品を山のように詰め込もうとしました。つまり彼女は、男に料理なんて出来ない、何かが食べたければ、世の中にはこんな便利なものがあるからこれにしなさいと態度で示されたわけです。しかも「男の人ってスーパーなんて来たことないでしょ」という言葉と共にです。
 ところが、こちらはそうではない。食材を選び、分量を考えながら選んでいたのです。彼女には失礼ですが、すべての食品を返しに回りました。僕の料理プラン上、必要ないものばかりだったから当然です。


【さて、明日は】


 明日の夕食のことを今も考えています。今日がアッサリ系だったので明日はこってり系? ちょっと単純すぎるようなので、もう少し考えましょう。なにしろ、食事は楽しいひと時を過ごす大切なキーワードなのですから。


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