∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

忘年会シーズン、始まりました

【ちゃんこの宴】


 今年最初の忘年会をやってきました。このブログではおなじみになった友人夫婦との完全プライベートな会です。今日のメニューは「ちゃんこ鍋」。もちろん両国まで出かけました。浅草橋駅で待ち合わせして、歩いて両国橋を渡ってちゃんこエリアへ。何軒かメニューをチェックした後、イザ。
 ちなみに、彼は十数年前のことは覚えていても、昨日のことはおぼろげ、一年前のこととなると完全に記憶から欠落してしまっているジャズ屋です。
 昨年、三人で焼き肉パーティをしたことも、先月、コンピュータをメインテナンスした後、中国料理を食べたことも忘れたようですが、今日のちゃんこ鍋は想像していた以上に楽しみにしていたようです。毎日送られてくるメールでもここ10日ほどは「ちゃんこを楽しみにしています」というものばかり。どうも、以前どなたかと一席設けたことを覚えていて、その時のことをイメージしていたようです。


 僕自身にとっても十年ぶりくらいのちゃんこ鍋。かなり楽しみにしていました。あの圧倒的なボリュームには他の追随を許さないものがありますからね。
 しかし、そんな大食らいへの期待はテーブルが整った時に脆くも壊れ去りました。「量が少ない!」。もちろん一般的な鍋物と比べれば多いけれど、「大きなアタリ鉢から溢れそうなくらいの大盛り」を期待していたのに……。
 久しぶりに「大食らいの僕」に戻ろうとしていたので、急遽追加をしようとしたところ、彼の奥様に止められました。「後でシメのうどんも食べるでしょ。食べ過ぎはよくありません」と。おっしゃるとおり。年も年ですからね、我慢がまん。あのソップの味ならもう一人前はいけたはずですが。


 彼も僕以上にガッツイていたので、きっと楽しんでいたのでしょう。正直なところ、ホッとしました。彼が喜んでくれれば今日の会は成功なんです。少しでも社会とのつながりを保つことで病気の進行が遅れればいいのです。
 毎日、彼との会話だけでほとんどが終わってしまう奥様ともたわいない会話ができて、彼女の気持ちもほぐれたようだし、僕のお腹も腹八分目には満たされていましたし。
 満足、満足。いい一日でした。


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