∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

時間の流れ作業化

【喝!】


 何かあるごとに鋭い意見をいただく人生の大先輩にお会いしました。そしてお叱りを受けました。そして反省し、悩むことになりました。


 彼曰く「お前、いい加減な日々を送っていないか。どうもお前に与えられた大切な時間を無駄に使っているように思えてならない。〈時間の流れ作業化状態〉に陥っていないか」。
 近況を話しているうちに、こんなことを言われてしまいました。自分では一歩ずつ足元を固めながらと思っていたことが彼から見ると無駄な動きに見えたようです。
 言われた瞬間は否定しようとしたのですが、よく考えると確かにそうかもしれません。見栄やウソを見抜くことに掛けては抜群の眼力を持つ彼を相手にした僕は「確かに」としか言えません。
 その後、彼は「どこかでフンギリを付けろ。一つ事を起こせば、後は次々と〈芋ヅル式〉に物事は進むということを忘れるな。フンギリを付けないのはまだまだ自分に対して〈甘え〉があるから。もっと自分に厳しくなれ。もう一度日常生活を見直すことから始めてみな」。と、これまた厳しい言葉が出てきました。ここまでくると「おっしゃる通り」としか言いようがありません。厳しすぎると思いつつも、人さまから見ると「もどかしい」とか「不甲斐ない」存在であることがよく判りました。


 分かれる寸前、最後に言われた「喝!」の言葉にすべてが集約されていたような気もしています。おっしゃる通り自分に喝を入れながら、歩みのスピードを早めることにします。
 先輩、また教えていただきました。ありがとうございました。がんばります。


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