∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

判ってきたぞ!

【権力からの恫喝】


 ここ二週間ほど世の中から背を向けていた理由が判って来たような気がしています。
 体育科の入試を止めなければ給与を支払わない。インフレターゲットを2%にしなければ日銀法を変える。どちらの方法論も「勝手にやりたいことをやればいい。しかし、その代わり未来はないぞ」と言っているように感じています。
 そう、ここにあるのです、僕が世の中の動きから少し背を向けてしまった理由が。
 どうしても、このテの権力からの最終恫喝はいつ聞いてもうんざりしてしまいます。たとえば企業内でよく聞く「キミたちは反対しているが、これをやらないとこの部署はなくすし、キミたちの将来も約束できない」という命令なら、まだ“命令”という経営判断のうえの発言と受け入れざるを得ない時もあるでしょう。しかし、独立組織として機能している機関や関係者に“からめ手”や“外堀攻め”で無理矢理意思を押し付けることは独裁への第一歩だとも感じています。


 僕自身、少し考え過ぎかもしれません。過去に同様な方法を取ったことへの懺悔の気持ちもあります。 どうしても自らの意思を通したい場合、反対を押し切るのに最も簡単なのが恫喝、二番目が脅迫という方法論は、その時はよくても、すぐに反発や齟齬が出るはずなのに、どうしてこんな方法を取らなければいけないのか、なぜ、対話はないのか。なぜ、納得させることが出来ないのかを考えないのか。
 そんなことを考えている間に「あほらしい! もううんざり」という怒りに似た気持ちが強くなってきていると自己分析しています。
 世に中の動きを正面から見すえ、真摯に捉えるようにして物事を冷静に捉えるようにしていきます。そうすれば……。


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