∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

竜巻、現る

藤田スケールF2】


 埼玉県越谷市から千葉県野田市を通り、栃木県に至る19㎞を竜巻が駆け抜けたというニュースが報道されて2日。昨日は気象庁からも今回の現象は竜巻であると正式に発表されました。
 竜巻が通り抜けた跡をニュースで見ると屋根が吹っ飛んだ体育館や、どこから飛んできたのか、家屋の壁や鉄骨が別の家屋を直撃しています。災害後すぐに瓦礫の撤去やブルーシートなどで仮屋根を作ったりして急ピッチで復旧が進んでいる様子です。


 被害に会われた方々には、心よりお見舞いを申し上げます。


 ところで、気象庁の会見の中で、今回の竜巻の風力は竜巻のエネルギーを表す単位の「藤田スケール」でいうと6段階あるなかの上から4番目、F2であるとの発表がありました。
 エッ、6段階の上から4番目? これだけひどい被害が出ているのに? 僕はこの発表に耳を疑いました。上から2番目というのなら納得出来ますが4番目とは。
 ウィキペディアで検索してみると確かに今回の被害は上から4番目になりそうです。台風の時によく耳にする風力でいうと50〜69メートル/秒。想像以上の被害が出て当然の風力です。これなら建物の屋根や壁が飛んでもおかしくない値です。
 それでも、信じたくないし、納得もしたくない。と、思いつつ最大級のF6を見てみると風力は142〜169㎞で未曾有な超破壊被害をもたらすと書かれています。
 これでもう一つ疑問が出てきました。……こんな風って実際にあるの? 理論上のこと?


 以前の僕なら学問上のことと済ませていたようなスケールですが、フクシマの放射線量の値を知ってしまったあとだけに「こういう値も必要だし、ないといけないんだ」と思うことに。
 つまり、自然エネルギーにはまだまだ余力があるわけです。


 また今回も自然の脅威を知らされました。どう竜巻に対処すればいいのか、まだきちんと把握出来ていませんが、それでも、油断のない警戒心が必要ということだけは分かったような気がしています。


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