【これぞ春の日】
もうすぐ夕方という時間、定位置のキーボード前を離れて谷中の街へふらりと出掛けました。散歩です。日暮里駅から夕焼けだんだんを右に見ながら、左の急坂を下へ。太陽の光がほぼ真正面から僕を照らし出していました。
同じような時間帯、1カ月前には光はオレンジ色に色付いていたのに、いまでは真昼の光。それも透き通ったような光です。
春になりましたねえ。陽の光に包まれたような気持ちで谷中の坂を駆け下りたあとは、路地伝いに千駄木まで。お気に入りのカフェでコーヒーを飲みながら、頭の中を整理させてすっきりしたところで店を出たところ、まだ明るいのに気が付きました。もう暗くなっているはずと思っていたのが大違いでした。まさしく「これぞ春の日」と言いたいところです。
なんだか得した気分になりながら、またユルユルと自転車を漕ぎながら帰宅しました。
あったかいし、夕暮れは遅いし。歩く人だってどこかしらゆったりとしているような感じです。まさに春。これぞ春。帰宅してもう一度キーボードと向かい合ってもやる気充分。冬のようなイヤイヤ取り組むような気持ちはまったく出てきませんでした。ひょとするとこれも春の効用かも。それとも僕の仕事スタイルが動物的なんでしょうか。たしかに昔は感じませんでしたからね。
ということで。明日が素晴らしい一日になりますように。おやすみなさい。
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