∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

昼寝の主役は猫

【どこで寝ればいいんだよ】

 この暑さの中で歩いていると危険だ、家に帰ってシャワーを浴びてひと寝入りしてリフレッシュしようと思い、予定を早めに切り上げて帰宅した午後のことでした。
 僕のベッドやテーブルの上には4匹の先客がいました。シャワーを浴びているうちに動いてくれるだろうと思っていたのですが、どうしてどうして。合計4匹の先客は微動だにしなかったようです。

 ぐっすり寝ているところを「昼寝するから退いてくれ」と無理やり動かしたところ、窓の隙間まで行って後ずさり。けっきょく一匹も外に出ていってくれませんでした。
 理不尽な家主の権限を最大限に発動して、彼らが水を飲みに台所に行っている間にベッドを取り戻し、ベッドでゴロン。ようやく昼寝の体制を整えることができた。あとは寝るだけと安心していたところ……。

 なんとそのうちの2匹がそっとベッドに乗り、僕の身体を枕にして寝始めたのです。昼寝する時は、自分の寝場所を確保するだけではだめなようです。生まれて間もない頃から僕の身体を枕にしてきた彼らにとっては居心地のいい場所なんでしょう。おかげで僕は身体を動かさないように気をつけながら昼寝をすることになり、熟睡できずに夕方を迎えました。

 それにしても、彼らにとってもこの気温は暑すぎるんでしょうか。

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