∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 台風15号関東直撃だって? ≡≡

古いタイプの関西人ですから

 「明日、日曜日の午後から関東を直撃する可能性が高い台風15号の影響が出てきます。特に夜半になると風雨が強まりそうです」。天気予報によると、台風が東京を直撃しそうな気配が濃厚になってきました。

 台風が来るたびに僕は「どうして東京の人は台風に鈍感なんだろう。台風イコール強い風雨程度にしか考えていないのでは」と感じています。
 たしかに、どんな猛烈な台風でも沖縄や西日本全域と比べて影響そのものも少ないし、以前と比べて下水対策も進んだので浸水騒ぎも最小限に抑えられています。ある程度勢力が弱まった台風と整備の進んだインフラなら、厄介なのは大雨くらいという気持ちにもなるでしょう。
 ですが、相手は台風。自然の猛威はどんな形で襲いかかってくるか判らないものです。それだけに、結果がどうなろうと準備だけはしておくべきだと思うのですが。

 僕が子供だった頃、生まれ故郷の神戸は何度も大きな台風にいじめられてきました。

 そんな土地で育ったせいか、僕は台風接近という言葉を聞くだけで食料の確保、屋外の片付け、予定の変更など諸々の準備をしないと落ち着きません。いわば、古いタイプの関西人特有の「身体に染み込んだ反応」といってもいいかもしれません。

 必要以上の食料を確保したあと、植木や居付き猫の寝床を風当たりの少ない場所に移動させたり、自転車の置き場を変えたり、外出できなくなった時用の本を準備したり。居付き猫たちが室内に避難してきた時の寝場所を確保したり……。

 週末はクールダウンと自分時間の確保に当てようとしていたのが、台風接近ですっかり様相が変わってきました。おかげで今は「準備は出来た。いつでも来い。マッ、外れてもいいけどね」という気分になっています。

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