どおりで街が静かなわけだ
祝日や振替休日と無縁の生活になってからそれなりの期間が過ぎたというのに、いまだに「休み」の感覚が掴みきれていません。簡単に言えば、月曜の朝が来れば「よし今週も頑張るぞ」と気合を入れ直して動き始めるのがルーティーンになっているのです。
ですが、祝日感覚なしの僕にとって振替休日はいまや鬼門になってしまったようです。特に今日は酷かった。なにしろ水道橋まで行く途中の電車の中で今日が休みだということに気がついたのですから。
「アッ、今日は休み！ 先方は誰もいないはず。当然ドアだって開かずの扉だな」。
と気がついた時の悲しかったこと。
だめですねえ、出掛ける前にカレンダーをチラッとでも見ていればこんなことにならなかったはずなのに。
仕方がないので秋葉原で途中下車。柄にもなく『ヨドバシアキバ』でショップクルーズしてしまいました。「6」のキーがモゲてしまったキーボードをいまだに使っている僕としては「次に買うキーボードの下見」を言い訳にしてウロウロキョロキョロ。とは言っても、このまま買うのも悔しいので、目安をつけただけで売り場を離れました。
どこで何を食べるかだけが今日のToDoになってしまったので、仕方なく御徒町まで歩き、アメ横で働いている人たちに人気の台湾料理屋さん『新東洋』へ。そうです。乾物屋さんの隣の帽子屋さんと中古時計屋さんの間の路地を入り、路地の向い合せに『アメリカ屋』がある場所の急な階段を上がったところにあるお店です。ちなみに、頼んだのはいつもどおりの「排骨つけ麺」です。
で、そこで予定終了。上野駅から電車に乗って帰宅です。早帰りして昼寝していた子猫たちにちょっかいを出して追い出したあと、昼寝を決め込んでしまいました。
マッ、こんな振替休日があってもヨシとしましょう。空振りもいとおかし、ですね。
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